2026年07月03日
更新日:2026年07月03日
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自作PCとBTOはどっちが安いかメーカーが徹底比較

「自作PCって安く組めるんでしょ?」

そう思って調べ始めたあなたに、BTOパソコンを作っている私たちMDLから、正直にお話しします。

売り手の立場は、いったん脇に置きます。都合の悪いことも、隠さず認めます。

そのうえで、あなたが後悔しない選び方を一緒に考えさせてください。

今月おすすめのゲーミングPC
製品名 Ryzen7 5700X × RTX 5060 Ryzen7 7800X3D × RTX 5060 Ti Ryzen 7 5700X × RTX 5060Ti
CPU Ryzen7 5700X Ryzen7 7800X3D Ryzen7 5700X
GPU RTX 5060 RTX 5060 Ti RTX 5060Ti
性能目安 4K/60FPS: △
WQHD/60FPS: ◯
フルHD/144FPS: ◎
フルHD/60FPS:◎
4K/60FPS:◎
WQHD/60FPS:◎
フルHD/144FPS:◎
フルHD/60FPS:◎
4K/60FPS: △
WQHD/60FPS: ◎
フルHD/144FPS: ◎
フルHD/60FPS: ◎
商品ページ 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
:最高設定でも余裕がある
:設定を落とすことで実現可能
:その価格帯での実現は難しい

※掲載価格は記事公開時点のものです。為替やパーツ相場の変動により、予告無く変更される場合があります。

部品代は自作が少し安い。でも...

いちばん大事なことを、最初に認めます。

まったく同じ構成なら、部品代だけを見れば、今でも自作PCのほうが安いです。

BTOを作っている私たちが言うのも変な話ですが、事実なので隠しません。

じゃあなぜ、私たちがこの記事を書くのか。「1円でも安く」がすべてなら、答えは自作で終わりです。

でも、たぶんあなたが本当に知りたいのは「レシートの合計」じゃなくて、「自分にとってどっちが得か」のはず。

そこまで正直に踏み込みます。リアルな数字を並べるところから始めましょう。

「安い」を2つに分けて考える

「自作とBTO、どっちが安いの?」という議論がいつも平行線をたどってしまうのは、みんなが違う「安い」を語っているからです。

PCのコストを考えるときは、次の2つを切り分ける必要があります。

部品代だけの安さ(イニシャルコスト)
パーツを揃えるために支払う、純粋なレシートの合計金額。

使い続けるまでの安さ(トータルコスト)
部品代に加えて、組み立てにかかる時間、トラブル対応の労力、OS代、修理保証まで含めた総合的なコスト。

イニシャルコストのパーツ代だけを見れば、自作が有利なケースは多々あります。

しかし、私たちの目的はパーツを集めることではなく、「動くPCを手に入れて、長く快適に使うこと」のはずです。

そうであれば、本当に見るべきなのはトータルコストです。

では実際に、Amazonのリアルな数字で比較してみましょう。

【実測】同じ構成で部品代を比較してみた

フェアに比較するため、MDLで高いコスパを誇る大人気モデル「Ryzen 7 5700X × RTX 5060」と、それとまったく同じ構成をAmazonでパーツを1から揃えて再現した場合のリアルな価格を並べてみました。

比較の条件

対象BTOモデル:MDL Ryzen 7 5700X / RTX 5060 搭載モデル(価格:税込 168,800円)
自作側のパーツ価格:Amazon.co.jpの実売価格ベース
比較の前提:BTOに含まれる「組み立て」「動作確認」「全体保証」「OS」「CPUクーラー」もすべて自作側で算入し、同じスタートラインで計算。

パーツ構成と価格一覧

※横にスクロールできます
項目 パーツ詳細 市場想定価格(税込)
CPU AMD Ryzen 7 5700X(単品版) 33,980
CPUクーラー サイドフロー型空冷クーラー 1,260
マザーボード AMD A520 チップセット搭載マザーボード 7,980
メモリ DDR4 16GB(8GB×2枚組) 18,280
ストレージ 500GB NVMe M.2 SSD 14,980
グラフィックボード NVIDIA GeForce RTX 5060 58,800
PCケース ミドルタワー型ゲーミングケース 5,980
電源ユニット 650W 80PLUS GOLD認証 6,045
OS Windows 11 Home 通常パッケージ版 14,782
合計金額 パーツ代およびOS代の総額 162,087

自作PCとBTOの価格差:Ryzen 7 5700X x RTX 5060の場合

自作合計:¥162,087

BTO(MDL該当モデル):¥168,800

差額:自作のほうが ¥6,713 安い

Amazonのリアルなパーツ価格を厳選して計算した結果、部品代だけで見れば自作のほうが約6,700円ほど安く抑えることが可能です。

「6,700円浮くなら自作の方がいいじゃん!」と思った方、ちょっと待ってください。

ここからが自作PCの「本当の隠れたコスト」のお話になります。

スペック帯(予算)で変わる!自作とBTOの「価格差の傾向」

今回の検証では「16万円台のコスパ重視構成」をベースにしましたが、狙うスペックや予算帯によって、どっちがどれだけ安くなるかの傾向は大きく変わります。

あなたが狙っているスペック帯がどれに当てはまるか、見てみてください。

① エントリークラス(予算:〜15万円)

価格差の傾向
部品代は自作が1万7千円ほど安いが、組み立て工賃をどう見るか。

理由
予算を抑えつつゲームを楽しめる構成です。パーツ単体で見ると自作のほうが安くなりますが、ここに「初めての組み立ての手間」や「初期設定の時間」が乗ってきます。
約1万7千円の差額で「プロによる組み立てと動作保証」を買うかどうかが分かれ目です。

【構成例と価格一覧(Ryzen 5 5500 × RTX 3050)】

※横にスクロールできます
項目 パーツ詳細 市場想定価格(税込)
CPU AMD Ryzen 5 5500 約13,423円
CPUクーラー サイドフロー型空冷クーラー 1,260
マザーボード AMD A520 チップセット搭載マザーボード 7,980
メモリ DDR4 16GB(8GB×2枚組) 18,280
ストレージ 500GB NVMe M.2 SSD 14,980
グラフィックボード NVIDIA GeForce RTX 3050 約32,318円
PCケース ミドルタワー型ゲーミングケース 5,980
電源ユニット 650W 80PLUS GOLD認証 6,045
OS Windows 11 Home 通常パッケージ版 14,782
合計金額 パーツ代およびOS代の総額 約115,048円

自作合計: ¥115,048

BTO完成品(MDL価格): ¥132,800

差額: 自作のほうが ¥17,752 安い

② ミドルハイクラス(予算:20万〜35万円)

価格差の傾向
選ぶパーツによっては差額が「わずか数千円」まで縮まる。

理由
最強のゲーム性能を誇る「Ryzen 7 7800X3D」と最新のグラボを組み合わせる人気の高い構成です。
このクラスになると、自作では「高速・高品質な次世代DDR5メモリ」などこだわりパーツの価格が高くなるため、実はBTOメーカーが全体のバランスをとって出す完成品価格と、部品代の総額がほとんど変わらなくなる(差額約5,000円)という逆転現象が起きやすくなります。

【構成例と価格一覧(Ryzen 7 7800X3D × RTX 5060 Ti)】

※横にスクロールできます
項目 パーツ詳細 市場想定価格(税込)
CPU AMD Ryzen 7 7800X3D 約49,980円
CPUクーラー 大型空冷(または水冷)クーラー 約7,999円
マザーボード AMD B650 チップセット (AM5) 約18,351円
メモリ DDR5 16GB (8GB×2) 約56,980円
ストレージ 500GB NVMe M.2 SSD 14,980
グラフィックボード NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 約69,700円
PCケース ミドルタワー型ゲーミングケース 5,980
電源ユニット 650W 80PLUS GOLD認証 6,045
OS Windows 11 Home 通常パッケージ版 14,782
合計金額 パーツ代およびOS代の総額 約244,797円

自作合計: ¥244,797

BTO完成品(MDL価格): ¥249,800

差額: 自作のほうが ¥5,003 安い

③ ハイエンドクラス(予算:40万円以上)

価格差の傾向
自作のほうが4万円以上も安くなり、ロマンを追求できる

理由
最高峰CPU「Ryzen 9 9950X3D」と最強グラボ「RTX 5080」を積む、文句なしのハイエンドの構成です。
BTOパソコンでは、これほど高額な超高性能パーツの初期不良リスクや、大型水冷の検証・組み立てコストが価格に乗るため、完成品は高くなりがちです。
部品代だけで4万円以上の差が出るため、自作する価値(コストメリット)が一番大きい価格帯と言えます。

【構成例と価格一覧(Ryzen 9 9950X3D × RTX 5080)】

※横にスクロールできます
項目 パーツ詳細 市場想定価格(税込)
CPU AMD Ryzen 9 9950X3D 約107,979円
CPUクーラー 360mm簡易水冷クーラー 約18,846円
マザーボード ASRock X870 Pro-A WiFi 約27,973円
メモリ DDR5 32GB (16GB×2) 約58,800円
ストレージ 500GB NVMe M.2 SSD 14,980
グラフィックボード NVIDIA GeForce RTX 5080 (16GB) 約299,091円
PCケース 高冷却ミドルタワーケース 約9,999円
電源ユニット 1000W (80PLUS GOLD/ATX3.0) 約17,133円
OS Windows 11 Home 通常パッケージ版 14,782
合計金額 パーツ代およびOS代の総額 約569,583円

自作合計: ¥569,583

BTO完成品(MDL価格): ¥609,800

差額: 自作のほうが ¥40,217 安い

その差額、"手間とリスク"に見合っていますか?

自作で浮く「約6,700円」という差額。

これと引き換えに、自作PCでは以下の「手間とリスク」をすべて自分一人で引き受けることになります。

組み立てと初期設定の時間
パーツ選びの情報収集から、実際の組み立て、マザーボードへのCPUやクーラーの取り付け、OSのインストール、ドライバーの設定まで。
慣れていない方の場合、丸一日〜数日が消えます。
時給換算すると、この時点で差額はマイナスになってしまいます。

トラブル時の「自己解決」義務
「電源ボタンを押したのに画面が映らない」「急にファンが爆音で回ってフリーズする」。
その原因が組み立てミスなのか、パーツの初期不良なのか、あるいはパーツ同士の「相性問題」なのか、すべて自分で原因を突き止めなければなりません。

OSは別途必要
BTOには通常OSが含まれますが、自作ではWindowsライセンスを別に購入します(〔約14,782円〕)。
これを部品代に入れると、差はさらに縮まります。

そして、いちばん効いてくるのがこれです。

結局、「何かあったとき誰に言えばいいのか」問題

PCは、残念ながらいつか調子が悪くなります。

問題はそのとき。

自作とBTOで、あなたの立場はまるっきり変わります。

自作の場合、まず「どのパーツが原因か」をあなた自身が突き止めるところからです。

グラボか、電源か、メモリか、それとも相性か。切り分けができて、やっとそのパーツのメーカーに問い合わせる資格が得られます。

しかも「うちのパーツのせいじゃない」と言われたら、また別のメーカーへ。

原因を自分で証明できないと、保証の土俵にすら立てない。

故障の不安のなか、複数メーカーを一人でたらい回し——これが自作の現実です。

BTOなら、あなたが言うことはたった一つ。

「ゲーミングPCが動きません」。

あとは全部私たちが引き受けます。

原因の切り分けも、修理も、メーカーとのやり取りも、私たちの仕事です。

あなたが覚えておく窓口は一つだけで、MDLなら、その窓口が年中無休で開いています。

この「何かあったとき、誰に言えばいいか」の差こそ、6,700円の値札には絶対に印字されない、いちばん大きなコストだと私たちは思っています。

正直に言うと、自作PCが向いている人・得な人もいます

ここまで読んで「結局BTOに誘導したいだけでは」と思われたくないので、正直に言います。

次のような方は、迷わず自作を選んでください。そのほうが確実に得です。

手持ちのパーツを流用できる人
「今使っているPCのケース、電源、SSD、DDR4メモリ、CPUクーラーだけを使い回して、CPUとグラボ(RTX 5060)だけ新しくする」という技ができるのは自作だけです。
この場合、浮く金額は数千円どころではなくなり、自作が一気に有利になります。

組み立てそのものが目的の人
PCの構造を学びたい、自分の手で組み上げる達成感を味わいたい人にとって、その過程を「手間」じゃなく「趣味の時間」と感じられるなら、自作は最高の選択です。
トラブルさえ、あなたには攻略しがいのあるパズルになります。

こういう方にとって、自作の手間はコストではなく価値です。

目的別の早見表|あなたはどっち向き?

あなたが重視するポイントに合わせて、どちらが向いているかチェックしてみましょう。

重視すること 自作PC BTOパソコン
とにかく早く、確実に手に入れたい
万が一のときの安心感・サポート
純粋な部品代の安さ
トラブル対応で悩みたくない ×
組む過程を楽しみたい・学びたい
手持ちパーツの流用・カスタマイズ ×

「動くPCを、早く・確実に・手厚い保証付きで」求めるならBTO。

「組む過程そのものを楽しみ、自分だけの1台にこだわりたい」なら自作。

これが、後悔しない選択のための大きな分かれ目です。

手間もリスクも省いて、確実にゲームを楽しみたいなら

「仕事や学校、最新ゲームのプレイ用に、安く確実に使える環境を揃えたい」そう考える方にとって、BTOは最も現実的で賢い選択肢になります。

MDLのBTOパソコンは、国内の自社工場で熟練のスタッフが1台ずつ手作業で組み立て、厳しい動作負荷テストをクリアしたものだけを出荷しています。

パーツ単体の差額を、「プロによる完璧な組み立て」「確実な動作確認」「全体をカバーする無償保証」「年中無休の安心サポート」という安心感で一気に回収できるのが、私たちの強みです。

MDLでは、自作PCを検討していたものの、価格・保証・サポートなどを総合的に見てBTOを選ばれるお客様も一定数いらっしゃいます。

今回比較したおすすめモデルはこちら!

コストパフォーマンスに優れた「A520マザーボード」を採用し、価格を抑えつつ「Ryzen 7 5700X × RTX 5060」の強力なパワーを引き出す大人気ミドルクラス構成。

届いたその日から最新ゲームをフルに体感できます。

よくある質問(FAQ)

Q. 自作とBTOの価格差は実際どれくらいですか?

構成や時期にもよりますが、今回比較した「Ryzen 7 5700X × RTX 5060(A520構成)」のような定番コスパ構成であれば、自作のほうが6,700円ほど安くなることが多いです。
ただし、自作では組み立てツールや万が一の相性トラブルのリスクも自己負担になる点に注意が必要です。

Q. 自作だとOSは別に買う必要がありますか?

はい、必要です。
BTOパソコンには最初からWindowsのライセンスが含まれていますが、自作PCでは「Windows 11」のパッケージ版などを別途購入(約1.4万〜1.5万円)する必要があります。
比較する際は必ずこの費用を計算に入れてください。

Q. BTOってパーツを単品で買うより割高なんじゃないですか?

メーカーはパーツを大量に一括仕入れしているため、個人がお店で1つずつパーツを買うよりも仕入れコストを低く抑えられています。
そのため、「組み立て工賃や動作検証、全体の保証サポート代」が含まれていても、自作との差額を最小限に抑えて提供できるのです。

Q. PC初心者ですが、いきなり自作に挑戦しても大丈夫ですか?

プラモデルなどが得意で、万が一動かないときにネットで調べて自己解決する覚悟があれば挑戦する価値はあります。
ただ、「失敗して高価なパーツを壊すのが怖い」「すぐに安定して使いたい」という場合は、まずはBTOで購入し、数年後にパーツの増設や交換から少しずつ慣れていくのがおすすめです。

まとめ

自作PCとBTO、「部品代のレシートの合計」だけで見れば、今でも自作PCに軍配が上がります。

それは正直に認めます。

でも、組み立てにかかる時間、動かなかったときの原因究明の手間、パーツごとにバラバラな保証窓口の面倒さまで含めた「トータルコスト」で見たとき、多くの人にとって本当に得になるのはBTOです。

大切なのは、「約6,700円の差額と引き換えに、自分がどれだけの手間やリスクを引き受けるか」。

組み立てるプロセスや知識を得ることを楽しめるなら ⇒ 自作PC
買ったその日から、安心して最高のパフォーマンスを楽しみたいなら ⇒ BTO

あなたの目的やライフスタイルに合わせて、後悔のないPC選びをしてくださいね。

もし「自分に合うスペックやカスタマイズがわからない」という時は、お気軽にMDLへご相談ください!

まずは相談してみよう!

購入予定のゲームや用途に合わせて、メーカーへ相談するのもおすすめ。
LINEなどで気軽に問い合わせできるメーカーもあるので、積極的に活用しましょう!

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今月おすすめのゲーミングPC
製品名 Ryzen7 5700X × RTX 5060 Ryzen7 7800X3D × RTX 5060 Ti Ryzen 7 5700X × RTX 5060Ti
CPU Ryzen7 5700X Ryzen7 7800X3D Ryzen7 5700X
GPU RTX 5060 RTX 5060 Ti RTX 5060Ti
性能目安 4K/60FPS: △
WQHD/60FPS: ◯
フルHD/144FPS: ◎
フルHD/60FPS:◎
4K/60FPS:◎
WQHD/60FPS:◎
フルHD/144FPS:◎
フルHD/60FPS:◎
4K/60FPS: △
WQHD/60FPS: ◎
フルHD/144FPS: ◎
フルHD/60FPS: ◎
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:最高設定でも余裕がある
:設定を落とすことで実現可能
:その価格帯での実現は難しい
2026年07月03日
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この記事の監修者
鈴木 廉
株式会社モダンデザイン 代表取締役 / MDL運営
累計販売台数30,000台以上のBTOゲーミングPCブランド「MDL」を運営。高性能で低価格なゲーミングPCの製品開発から品質管理まで一貫して監修。
詳しいプロフィール →
矢印
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